中古住宅の価格相場を知るためには

中古住宅の価格相場を知るためには
レインズのエリアごとの情報提供
レインズは、日本全国を東日本、中部、近畿、西日本の4つのエリアに分けており、それぞれのエリアごとに詳細な情報を提供しています。
お住まいの地域に応じて、自分の地域のレインズを利用することをおすすめします。
参考ページ:中古 一戸建て 購入 価格ってどうやって決まる?相場の決まり方について解説!
査定価格の算出方法
ここでは、不動産会社が中古住宅の査定価格を決定する際に使われる方法について説明いたします。
中古住宅の査定価格は、実は競争力の有無によって異なる計算方法が使われます。
例えば、都心の物件のように競争が激しく、複数の購入希望者が現れる場合には、取引事例比較法という手法が適用されます。
取引事例比較法とは、同じような条件の中古住宅の過去の取引事例を参考にして査定価格を算出する方法です。
つまり、同じ地域や同じ条件の中古住宅の取引価格を調べ、それを参考にして査定価格を決めていくのです。
この方法は、市場の現状や需要の高まりを反映しているため、競争の激しい地域では公正な査定価格が算出されると言えるでしょう。
一方、競争がそれほど激しくない地域では、取引事例比較法以外の方法が用いられることもあります。
具体的には、収益還元法やコスト法などがあります。
収益還元法は、物件の将来の収益を推定し、それに基づいて査定価格を算出する方法です。
コスト法は、物件の建設費用や修繕費用を元に査定価格を算出する方法です。
要するに、査定価格の計算方法は、物件の競争状況や地域の特性によって異なるのです。
不動産会社は、適切な方法を使って査定価格を算出し、適正な価格で中古住宅を売買することを目指しています。